Q. 犬が散歩を嫌がるときは無理に連れて行くべき?
以前は普通に散歩していたのに、最近は外へ出たがらない日があります。嫌がっているときも散歩へ連れて行った方がいいのでしょうか?それとも休ませても大丈夫ですか?
A. 犬が散歩を嫌がるときは、無理に連れて行く必要はありません。ただし、「今日は気分が乗らない」のか、「体調不良や不安がある」のかによって対応は変わります。
「玄関までは嫌がるが歩き始めると楽しそう」なのか、「外へ出ても動かない」のかによって、考えられる理由は異なります。大切なのは、嫌がる理由を確認せずに無理に引っ張ることではなく、なぜ歩きたがらないのかを見極めることです。
犬が散歩を嫌がる理由は一つではありません。
外へ出るまでは嫌がるものの、歩き始めると楽しそうに散歩する犬もいれば、外へ出た後も立ち止まったまま動かない犬もいます。また、今までは問題なく歩いていたのに、急に散歩を嫌がるようになるケースもあります。
そのため、「散歩を嫌がる=ただのわがまま」と決めつけず、まずはどんな場面で嫌がっているのかを観察してみることが大切です。
まずは「行きたくない理由」がないか確認しよう
散歩を嫌がる理由はさまざまです。
体調不良やケガが隠れていることもあれば、暑さや雨、苦手な音、人通りなどが影響していることもあります。また、シニア犬では加齢による体力低下が関係している場合もあります。
特に注意したいのは、「今まで普通に歩いていた犬が急に散歩を嫌がるようになった場合」です。
例えば、
・歩く速度が以前より遅くなった
・段差を嫌がるようになった
・足をかばうような様子がある
・散歩中にすぐ座り込む
こうした変化が続く場合や、痛がる様子が見られる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
無理に引っ張るのはおすすめできない
犬が立ち止まったり後ずさりしたりしているのに、リードを強く引いて歩かせるのはおすすめできません。
飼い主さんとしては、「少し歩けばいつも通りになるかもしれない」「運動不足になるのでは」と心配になることもあるでしょう。しかし、嫌がっている理由が分からないまま無理に歩かせると、散歩そのものに苦手意識を持ってしまうことがあります。
特に、大きな音に驚いた経験や他の犬とのトラブルなどがきっかけになっている場合は、「散歩=怖いもの」と学習してしまうこともあります。
また、体の痛みが原因だった場合は、無理に歩かせることで負担を大きくしてしまう可能性もあります。
「歩かないから引っ張る」のではなく、「なぜ歩けないのか」を考えることが大切です。
こんなときは散歩を休む選択も
犬が体調不良のときや、暑さ・悪天候の影響が大きいとき、強い不安や恐怖を示しているときは、無理に散歩へ行かなくてもよいでしょう。
犬にとって大切なのは「毎日必ず歩くこと」ではなく、安全に運動や気分転換ができることです。散歩を休んだからといって、すぐに問題になるわけではありません。室内遊びや知育トイなどでも気分転換になる犬は多くいます。
散歩を休む日は、室内遊びや知育トイを取り入れて気分転換をしてあげるのもよいでしょう。散歩に行けない日の過ごし方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
おすすめ記事:散歩できない日の運動不足解消法
ひとことまとめ
犬が散歩を嫌がるときは、無理に連れて行く必要はありません。大切なのは、「歩かせること」ではなく、「なぜ歩きたがらないのか」を考えることです。
体調や環境、年齢によって理由はさまざまです。愛犬の様子を観察しながら、その日に合った過ごし方を選んであげましょう。
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